サッカー・フットサル用語集「か行」
サッカー・フットサル用語集「か行」
「カウンター」「ガンバ大阪」「キック・アンド・ラッシュ」「クリア」「クロス」「コーナーキック」「ゴールキック」「コートジボアール代表」などなど、サッカー・フットサルでよく使われるルールやポジションから有名サッカークラブ、ユニフォームのことまで、「か行」の用語を豊富にまとめ、解説しています。
か
- カウンター
- 攻め込まれていた側がボールを奪った際、相手チームの選手が守備態勢を整える前に一気に攻撃する戦術。
- 鹿島アントラーズ
- 日本の茨城県鹿嶋市をホームタウンとし、Jリーグ(J1)に所属するプロサッカークラブ。「アントラー」とは英語で「鹿の枝角」という意味で、鹿島神宮の鹿にちなんで名付けられた。国内最多タイトル獲得数を誇る名門クラブで、柳沢敦、小笠原満男、中田浩二、内田篤人、大迫勇也などの日本代表選手が所属した。クラブカラーである赤をメインに使ったシンプルなデザインのサッカーユニフォームが伝統。
- 勝ち点
- リーグ戦などにおいて、試合結果によって得る点数。サッカーの場合、勝ち→3点、引き分け→1点、負け→0点のことが多い。
- カッティングプリント
- サッカーユニフォームに番号やチーム名をプリントするための加工方法の一つ。ウレタンやゴム製のシートを目的の形状に切り抜き、熱と圧力を加えることでユニフォームの生地に接着する。輪郭の美しさや高級感のある仕上がりというメリットがある一方、数年経つと接着剤の劣化により剥がれやすくなるというデメリットがある。
- カバー(カバーリング)
- 味方選手が相手選手に抜かれた後すぐに相手選手に対応する、もしくは対応できるような位置を取ること。
- 壁パス
- 味方にボールをパスした瞬間に走り出し、走った先にダイレクトでパスを戻してもらうこと。ワンツーパスとも言う。
- カルチョ
- イタリア語でサッカーのこと。イタリアサッカー界のことを指す場合もある。
- 間接フリーキック
- 直接ボールをゴールに入れても得点にならないフリーキック。得点するためには別の味方選手にシュートをしてもらう必要がある。
- ガンバ大阪
- 日本の大阪府吹田市をホームタウンとし、Jリーグ(J1)に所属するプロサッカークラブ。「ガンバ」とはイタリア語で「脚」の意味で、日本語の「頑張る」にも通じることからクラブ名に採用した。西日本を代表する名門クラブの一つで、宮本恒靖、稲本潤一、遠藤保仁、今野泰幸、宇佐美貴史などの日本代表選手が所属した。青×黒ストライプのサッカーユニフォームが伝統。
き
- キーパー
- ゴールキーパーのこと。
- キーパーチャージ
- 1997年まで存在したゴールキーパーに対するファウル。1997年以降、公式ルール上ではキーパーに対するファウルについて言及されていないが、捕球前後や捕球中のキーパーに対するファウルは厳しく取られる傾向がある。
- キープ
- ボールを相手選手から奪われないように保持すること。
- キッキング
- 相手選手を故意に蹴る反則。
- キック・アンド・ラッシュ
- 相手チームからボールを奪ったらロングボールで一気に相手ディフェンスの裏までボールを放り込み、相手ディフェンダーがボールを拾う前に味方フォワードが攻め込むことで、ゴールを目指す戦術。カウンターの一種であり、俊足もしくは大柄なフォワードを擁するチームで効果的。イングランド代表や、イングランドリーグに所属する多くのクラブが伝統的に採用していた戦術として有名。
- キックオフ
- 試合開始、後半開始、得点後、キックオフを行う権利を有するチームが、主審のホイッスルを合図にセンターサークルの中央からボールを前方に蹴り、ボールが相手陣地に移動した瞬間から試合を始める方式。
- ギャップ
- 守備の選手同士の間にできるスペースのこと。
- ギリシャ代表
- 経済危機問題や、多くの歴史建造物が残る観光地として有名なヨーロッパの国。現在では採用されることが少ない、マンツーマンディフェンスを主軸にした守備重視の戦術が特徴的。
く
- くさび
- ゴール前に構えている味方選手に縦のパスを出すこと。パスを受けた選手は最も効果的に攻撃が可能だと思われる味方選手にパスを出す。一連のパスの軌道が「楔(くさび)」に似ていることから名付けられた。
- グラウンダー
- 地面を転がる、もしくは地面すれすれの軌道のパスやシュートのこと。
- クリア
- 味方にとって危険なボールを、安全なエリアに蹴り出したり、ゴールから遠ざけるように大きく蹴ること。
- クロアチア代表
- 1991年にユーゴスラビア社会主義連邦共和国より独立した東ヨーロッパの国。強豪国と称される程ではないが確かな実力があり、国際大会ではダークホースと目されることも多い。赤白市松模様のサッカーユニフォームが伝統。
- クロス
- フィールドの左右からゴール前へロングパスを出すこと。センタリングとも言う。
- クロスバー
- ゴールを形作る柱のうち、上部分の柱を指す。
け
- ゲーゲンプレッシング
- 敵がボールを持った瞬間、複数の味方選手でボールを奪いにいくと共に、他の味方選手が敵のパスコースを塞ぐことでボールの奪取率を高め、ボールを奪ったら素早く大人数で攻撃に転じるという戦術。ドイツ代表やボルシア・ドルトムントなどのチームが得意としており、攻守の切り替えの早さと大人数が高速で走ることが前提となるため、高い走力と持久力を要求される。
- ゲームメーカー
- 効果的なパスで攻撃を組み立てる役割を担うミッドフィールダー。「司令塔」とも言う。
- 削る・削り
- 相手選手(の特に足)に対し激しく接触プレーを仕掛けること。
こ
- コートジボワール代表
- アフリカのサッカー強豪国。ディディエ・ドログバ、コロ・トゥーレ、ヤヤ・トゥーレ、サロモン・カルーなどの選手を輩出している。山吹色をメインに使ったサッカーユニフォームが伝統。
- コーチング
- 味方に対しアドバイスや指示出し、注意などを行うこと。
- コーナーアーク
- フィールドの四隅(コーナー)に立てたフラッグポストを中心としたフィールド内に、半径1mの四分円の線を引いて区別したエリア。
- コーナーキック
- 守備側の選手がボールに触れ、守備側のゴールラインを超えた場合、ボールが出た場所に近いコーナーアークから相手側の選手がキックすることにより試合を再開するルール。なお、コーナーキックが直接ゴールに入った場合は得点となる。
- ゴール
- 各チーム陣地の最後尾中央に設けられた7.32m×2.44mの枠内のこと。自ゴールの枠をボールが完全に超えた場合、相手チームに1点が与えられる。
- ゴールエリア
- ゴール付近に設けられた区画で、ゴールキーパーにゴールキックが与えられた際は、このエリア内からキックを行う必要がある。
- ゴールキーパー
- 手を含む全身を使ってゴールを守る役割を持つプレーヤーで、各チーム必ず1名ずつ配置する必要がある。なお、ペナルティエリア内でのみ手を使うことができ、ペナルティエリア外ではフィールドプレーヤーと同じルールでプレーする必要がある。
- ゴールキック
- 攻撃側の選手がボールに触れ、守備側のゴールラインを超えた場合、守備側のゴールキーパーがゴールエリア内からキックすることにより試合を再開するルール。
- ゴールデンゴール
- 試合が延長戦にまで及んだ場合、どちらかのチームがゴールを決めたら即座に試合が終わるルール。「サドンデス」や「Vゴール」とも言う。
- ゴールポスト
- ゴールを形作る柱のうち、横部分の柱を指す。
- ゴールライン
- ゴールに対し水平に伸びる線。フィールドを構成する長方形の短辺。
- コイントス
- コインを上に投げ、腕に落ちたコインの裏表によって攻める方向とキックオフの権利を決めるルール。具体的なやり方としては、両チームのキャプテンがコインの裏と表、それぞれどちらに賭けるかを選択した上で主審がコインを投げ、裏表の賭けに勝った方のチームが前半に攻めるゴールを決め、賭けに負けたチームのキックオフで試合を開始する。後半は攻める方向が逆になり、賭けに勝ったチームのキックオフで試合を開始する。
- ゴレイロ
- フットサル用語で、ゴールキーパーのこと。
- コロンビア代表
- コーヒーの名産地として有名な南米の国。国際的な舞台では長く低迷していたが、近年はラダメル・ファルカオ、ハメス・ロドリゲス、フレディ・グアリンなどの活躍もあり、好成績を収めるようになっている。黄色×青や黄色×紺色など、インパクトの強いデザインのユニフォームが伝統。
- コンパクト
- 味方フォワードから味方ディフェンダーまでの間隔を短く保つこと。攻守の切り替えが早くなり、攻撃にかける人数も増やせるというメリットがあるが、ディフェンダーの裏のスペースが大きく開くため、ロングボールやカウンターに弱くなるというデメリットがある。