将来の日本サッカーを背負う3人の天才少年
将来の日本サッカーを背負う3人の天才少年
将来は天才サッカー選手!?
こんにちは。ユニフォームショップV-ELEVENです。
2016年現在、世界的に「天才サッカー少年」として有名な存在が、日本に3人いることはご存じでしょうか。
将来の飛躍が期待される逸材にエールを送る意味も込め、詳しくご紹介していきます。
■FCバルセロナキャンプMVPに輝いた神童
久保 建英(くぼたけふさ)
天から素晴らしい才能を与えられた少年を神童と言いますが、ここで紹介する久保建英くんは、まさにサッカーの天才少年、神童と呼ぶのに相応しい逸材です。
2001年6月4日神奈川県川崎市の生まれで、干支は巳年、星座はふたご座です。
なんと久保くんは小学校へあがる前からすでに、「バルサ(FCバルセロナ)に入る」という考えを持っていたそうです。
2009年11月に2010年度の小学3~6年生を対象とした川崎フロンターレジュニアセレクションを小学校2年生で受験。1次テストで見事に合格し、早くも神童ぶりを見せつけます。
セレクションには約600人が参加し、小学3年生で合格したのはわずか3名だったそうですから、驚きですね。
セレクションの結果、久保くんは2010年4月から川崎フロンターレU-10に所属。2011年5月からはU-12での練習に参加しました。
2011年9月からはスペインの名門FCバルセロナのカンテラ(下部組織)でプレー。これには、2009年に横浜で開催されたFCバルセロナキャンプでMVPに選ばれ、MVP特典によってFCバルセロナスクール選抜に入ったという経緯がありました。
その後、久保くんはベルギーで開催されたソデクソ・ヨーロピアンカップでMVPに選ばれています。
スペインで順調に才能を伸ばしていましたが、2013年~2014年にFCバルセロナは外国人補強問題でFIFAから罰則を受け、その影響で2015年3月に退団して帰国となってしまいました。
ちなみに、帰国直後の2015年4月にはイギリスのMirror紙で「19人のニュー・メッシ」の1人に選ばれています。
帰国後、日本での移籍先がFC東京の下部組織に決まり、デビュー戦で決勝点となるゴールを決めてここでもサッカー天才少年の片鱗をしっかりと見せつけています。
久保くんのサッカーに取り組む姿勢や考え方には確固たる意志と論理的思考、負けず嫌いな性格という特徴があります。
監督と意見交換できるほどの戦術理解度の高さと、小さなプレーも一切無駄にしようとしない姿勢は、チームメートも指導者も舌を巻くほどです。
2020年、東京オリンピックの男子サッカーで日本チームを躍進させるキーマンに、今から久保建英くんの名前を挙げたいと思います。
■レアル・マドリードに認められた天才少年
中井 卓大(なかいたくひろ)
久保くんと同じく神童と目されるサッカー天才少年に、中井卓大くんがいます。
久保くんより2歳年下の中井くんは、2013年から2016年現在に至るまで、FCバルセロナと双璧を成すスペインの名門であるレアル・マドリードの下部組織カンテラでプレーをしています。
そのため、中井くんは日本よりもスペインをはじめとするヨーロッパで有名なサッカー天才少年です。
レアル・マドリード 中井卓大 11歳 超絶プレー集(再生時間:3分24秒)
それでは、中井くんのプロフィールを見てみましょう。
中井くんは2003年の生まれで、現在は滋賀県在住。愛称はピピもしくはピッピ君です。大津市の少年サッカークラブ、アズー滋賀に所属し、その後日本人初となるレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)と契約しました。
入団の経緯としては、2012年夏に開催されたレアル・マドリード・ファンデーションチャレンジキャンプ2012で優秀選手に選抜され、続く2013年4月のチャレンジキャンプinスペインでもその逸材ぶりが注目されます。
その実績からレアル・マドリード側から育成機関入団選考テストに招待されました。中井くんはそのテストに見事合格し、カンテラに入団することになったのです。
ちなみに、このカンテラ入団選考テストには世界中から50人のサッカー少年(もちろん全員が天才少年)が応募し、その中で合格したのは中井くんだけだったそうです。
このことだけでも、中井くんがいかに凄いサッカー天才少年かを証明していますね。
■異次元のプレーで注目される中国地方期待の星
石井 久継(いしいひさつぐ)
2005年7月7日に岡山県倉敷市生まれた石井くんは「つぐ」という愛称で親しまれ、広島県東部にある福山ローザスセレソンで活躍する天才少年です。
異次元のテクニックを持つ彼は、広島県に留まらず中国地方を代表するサッカーの天才少年として注目を集めています。
BLAZE A NEW PATH No,15/石井 久継くん(再生時間:2分15秒)
石井くんが得意とするのは、スピードがあるドリブルや素晴らしい精度のパス。そのテクニックの高さに加えて、強烈なシュート能力が持ち味です。
憧れの選手はFCバルセロナのネイマール。石井くんも柔らかなボールタッチや華麗なフェイントを得意としており、和製ネイマールとも呼ばれています。
ちなみに、練習ではリフティング8000回という記録を持っており、凄まじいボールコントロールの才能がうかがえます。
ビートたけしのスポーツ大将2016への出演などもあり、日本全国規模でその天才ぶりが広まりつつある石井くんから、ますます目が離せませんね!
■さいごに
以上、久保建英くん、中井卓大くん、石井久継くんという3人のサッカー天才少年を紹介しました。
ただし彼らはあくまでも少年であり、本当の活躍はこれからです。
天才あるいは逸材と言われる少年たちが将来の日本サッカー界で活躍し、世界のサッカー選手になるためには、その成長過程での環境が整っていることが欠かせません。
もちろん、最終的には本人たちの考え方になりますが、天才少年たちの才能を正しく伸ばしていく指導者の資質も大きく問われることでしょう。
これら天才少年を初めとする逸材達の活躍で、サッカー日本代表がFIFAワールドカップで上位に進出することを願わずにいられません。