ホイッスルが試合を作る!サッカーの審判まとめ

2017年9月6日

ホイッスルが試合を作る!サッカーの審判まとめ

普段は目立つことの少ない、サッカーの審判。
しかし審判がいないと試合は始まりませんし、素晴らしいエンターテインメントで我々を感動させてくれるのは、審判が奮闘してくれるから。
今回は審判についてまとめてみます。

主審

「レフェリー」と呼ばれ、サッカーの試合においてジャッジに関する全ての権限を持つ審判。
この主審によってファウル判定やカードを出す解釈が微妙に異なるので、試合を作るのも殺すのも、実はこの主審の笛次第なところもあります。

副審

「アシスタントレフェリー」と呼ばれ、かつてはラインズマン、あるいは線審と呼ばれていました。
ピッチの両サイドに1人ずつおり、主にディフェンスラインのオフサイド判定や、ライン際のジャッジ、ファウルなど、主審を助ける役割を持ちます。
この副審のオフサイド判定1つで、試合が決まってしまうこともあります。

第4の審判

TV中継で良く聞く”第4の審判”。
主審、副審2名をバックアップする審判で、選手交代の時に交代番号の掲示をしたり、アディショナルタイム(ロスタイム)の掲示をしたりします。
主審、副審が何らかの理由で続行できなくなった時の、サポートメンバーです。

審判の資格

審判に関しては様々な資格がありますが、その内訳は以下の2つです。

・国際サッカー審判員…FIFA(国際サッカー連盟)が統括する資格。(国際審判員)
・公認審判員…各地域のサッカー協会が認定する資格。(4級~1級、Jリーグ担当審判員)

いずれも高いレベルの試合をレフェリングするためには、相応の資格取得が必要です。
特にレフェリーはルールや解釈などの筆記テストに加え、90分間走り回る体力も必要です。

非常に高いハードルの審判ですが、実は4級は筆記試験のみで取得できる資格でもあります。
例えばコミュニティの大会などでは、チームごと持ち回りで誰かが審判をしなければならない時もありますよね。
そんな時にこの資格を持っておけば、素晴らしい試合を作れるのではないでしょうか。

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審判のユニフォーム

審判が試合で着用することを認められているのは、上下審判服、ソックス、サッカーシューズのみです。
審判服は実際に試合をするチームと色が被ってはいけないので、黒を着用することが基本です。被らなければ赤や黄色などもOKでしょう。
パンツはカードを入れるため、ポケット入りのものを用意すると良いかと思います。

おまけ:審判の持ち物リスト

□ ホイッスル
予備も考えて、2つ用意しておくと良いでしょう。

□ イエローカード、レッドカード
違うポケットに入れ、提示する時に間違えないようにしましょう。

□ 時計
ストップウォッチ機能があるものを用意しましょう。
故障した時に備えて2つ用意しておきましょう。

□ アシスタントフラッグ
線審が使用するフラッグです。2本以上用意しておきましょう。

□ コイン
コイントスをしてエンドを決める場合に使用します。必要に応じて用意しておきましょう。