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平成19年度 第56回全日本大学サッカー選手権大会 グループリーグ Aブロック 第3戦
明治大学vs中京大学 2007年12月23日 13:50キックオフ @江東区夢の島競技場

インカレ 明治大 vs 中京大

インカレグループリーグ第3戦、この日の第2ゲームとなった明治大学と中京大学は、お互い2勝ずつで迎えたことで、「勝ったほうが決勝トーナメントに進める」という決戦となった。関東大学1部リーグを制した明治大学と東海リーグ2位の中京大学の戦いは、点の取り合いとなった。


先に、宮崎産経大と札幌大の試合が行われた為、ピッチ上の水溜りは消えたものの、スパイクの足跡でぼこぼこ。さらに、雲が切れて太陽が顔を出したことで西日のきつい中での試合となった。キーパーにとってはかなりつらい状況だと言える。

立ち上がりは、お互いロングボールを蹴りあう展開となり、とにかく主導権を握ろうと押し合うことになった。それでも5分を過ぎるころ、徐々にボールを収めだした中京がミドルシュートなどを打ち込み主導権を握る。そんな中、ボールの奪い合いからマイボールにした中京#21高橋が相手GK、DFのミスを突いてゴール!試合開始16分にして0-1と先制点を決める。あっけない得点、と見えたのは明治のDF陣のゆるさからだろうか。

さらに37分、中京はまたも中盤でボールを奪うと、素早く右へ展開。右サイドでボールを受けた#5諸江はドリブルで持ち込んでクロスを入れる。中央でボールを待ち受けた高橋がシュートを決めて0-2、前半で明治を突き放すことに成功する。対する明治は41分#27山本を下げ、#9山田を入れる。さらに、後半アタマから#17増田を下げ、#8根本に交代させるなど、素早い対応を見せる。

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後半は、立ち上がりから明治が攻勢に出る。特に、#10橋本がドリブルで前線をかき回し、CKやFKを2度3度と得るなど明治の時間帯となる。10分を過ぎるころには、攻守の切り替えも早くなってくるが、明治がセカンドボールを拾うことが増えてくる。しかし、明治のクロスの精度が悪く怖い攻撃にはならなかった。中京も、明治にボールをもたれながらもうまくカットし、シュートコースを限定するなどディフェンス陣の連携が機能していた。

しかし後半21分、中京はペナルティエリア内で明治の#5斉藤を後ろから倒してしまいPKを献上。明治は#11林がこれを冷静に決め1-2とする。しかし、中京もその直後の25分、CKから#2森本がヘッドで決めて1-3と再び突き放すことに成功する。動きだした試合は止められない。今度はその2分後の27分、明治がシュートのこぼれ球をつないで#18末廣が上げたボールを#16小林が押し込んで2-3、再び1点差に迫る。

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明治は勢いそのままに、攻撃の形を作っていく。さらに、回復してきたピッチコンディションも手伝い、パスをつなげシュートを量産する。シュート数が前半0本、後半14本と言う結果は、明治が前半と後半ではまるで違うチームになったことを示している。それでも中京はDFのがんばりと、クロスバー、そして神がかり的にヒットしたGKに助けられ得点を与えない。そして、残りの10分と4分のロスタイムも、とにかく我慢しきった中京が試合をものにした。

こうやってレポートをまとめてみると、実力では明治が上だったように思う。ただし、「良好なピッチコンディションの場合」という条件がつく。対して、ピッチコンディションをものともせず、明治の戸惑いを突いて勝利をものにした中京は「たくましく強い」チームだったといえる。結果、明治は決勝トーナメントへの進出を逃してしまった。

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決勝トーナメントは、1月7日、平塚競技場で「東京学芸大学vs法政大学、中京大学vs桃山学院大学」、江戸川区陸上競技場で「早稲田大学vs高知大学、駒澤大学vs流通経済大学」という組み合わせでスタートする。準決勝は1月10日@駒沢競技場、決勝は1月13日@国立競技場で行われる。

 

Photo&Report by Ogi@管理人