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浦和レッズ−ACミラン

昨日の浦和レッズACミランの戦い、見ましたか?
ACミランの得点に喜ぶ日本人を見て、つい浦和を応援したという人もいたようで。もちろん、アンチ浦和の人もいただろうし、それは人それぞれ。「クラブワールドカップ」という大会の浸透もまだまだだろうけれど、大きな大会なので、今後はもっと良くなっていくだろうと思います。

で、浦和レッズ。

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僕は良く戦ったと思います。紙一重の戦い・・・に見えるゲーム展開で結局0-1で負けたわけですが、選手は大きな差を感じていたとインタビューでも答えています。

皆さん、見てて何か思いませんでした?既視感というかなんというか・・・。
僕は、浦和レッズがヨーロッパのチームに見えたのです。強いパスをシンプルに通し、相手ゴール前へ。GKの都築選手もボールを持ったらスグに近くの選手へ出す。浦和って、こんなリズムのチームだったっけ?って思いませんでしたか?

「浦和がヨーロッパのチームに見えた」と書きましたが、それは褒め言葉ではありません。完全に、相手のリズムに取り込まれていたんじゃないかと思うわけです。ただ、ここで考えられるのは、そうなったのはミランのせいではなくって浦和自身がそうなってしまうチームじゃないかと思ったのです。

それは、ACLを戦っているときの、名古屋△、川崎△、清水△、鹿島●、愛媛●、横浜FC●という結果が(もちろん異常な試合スケジュールによる疲労もあったでしょうが)、相手に合わせてしまう浦和の悪い面が出たのではないかと思うのです。もともとサッカーは紙一重の競技ですから、ジャイアントキリングもそんなメンタルがもたらす、ということも考えられます。

これは、浦和が爆勝しない、ということからもいえると思います。例えば、川崎やG大阪千葉横浜FMなどは、相手によらず戦術がはまったら、3点4点はもちろん、6点、7点、8点得点なんて試合もあるわけです。彼らは相手に合わせることなく、自分達のストロングポイントをガンガンに前面に押し出して戦いますから、はまるとそうなることもあります。

それでも浦和が勝つのは、キッッチリ守って、1歩だけ前に出る力を持っていたからだと思います。終盤の失速は、その1歩がチームとして出なくなっていた結果なのかなと思うのです。ACLに優勝したことでのメンタル面での緩みや疲労のピークがそうさせたのかもしれませんが、リアクションサッカーで勝っていくチームのある意味での危険性・・・「もろさ」や「弱点」・・・が出たのかなと考えるのです。

浦和は、強いチームに強く、弱いチームに弱い、それでも勝ってこれたのは、最後の1歩だったのはないでしょうか。今回のミラン戦の敗因は、ヨーロッパのチームに見えるほどの戦いを見せたが、根幹のところ、例えばフィジカル(特に体幹)の違い、メンタルの違いなどの基本的な分厚さが違ったように見えました。選手が言う大きな違い、とはこの辺にあるのではないかと思います。

最後に、クラブワールドカップのことを。
もともと、南米チャンピオンとヨーロッパチャンピオンが戦う興行的な意味合いの強かったこの大会が、六大陸のクラブチャンピオンが集まってカップを目指すという戦いに変わったのは、僕は大きな意味があると思います。しかし、今のワールドカップのような権威や人気を高めていくためには、日本だけで開催せずに、持ち回りにするべきだと思います。確か、再来年からそうなるんですよね?そこからが、この大会の本当のスタートになるような気がします。まあ、今年は浦和が参加したことでスポンサーも付きテレビ放送(それも、地上波で!)も行われたことで、広く知られるようにはなったと思いますしね。

開催国枠は、僕は基本的には賛成です。というか、今のように7チームが変則のトーナメントで開催されていることがおかしいと思うわけで、それが開催国枠なのか昨年の優勝チームなのかは別として、8チームで均等なトーナメントを開催することが良いのではないかと思います。後は時期ですね。リーグの開催時期が違う国が出て戦うわけですから、そのあたりは調整が必要かもしれません。ホームが有利になるようにするなら、開催国が決めればよいし、いつもこの時期!って決めてしまうのならそれはそれでOKなのですが。

この大会は、もっとおもしろくなると思います。これからも、注目したいと思います。

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